なぜ、メールでは伝わらないのか?

メールでは伝わらないのでTEL、口頭説明するという話をよく聞きますが、これは90%以上ウソです。
メールで伝わらない内容は10%未満なのです。
では、なぜ伝わらないのか?

【問題は書き手の日本語】

かつて、1日に100通~200通のメールでのお問合せをさばく仕事をしていました。
そこでよくわかったことがあります。書き手の日本語自体に問題があるのです。
書き手が、読み手に伝わるように書いていないのです。
読み手に伝わらなければ、それは書いてないのも同じ。
伝わるように書きましょう。
では、どうやって??

【正しい日本語、ではなく伝わる日本語を】

誰が、何を、いつまでに、なぜやるのか?、どんな結果になるべきか?」などを明確に書きましょう。
書く前に、何をどう説明するべきなのか?を組み立てましょう。もちろん、読み手の読解力不足な時もあります。
面倒だと思われるかも、電話や口頭の方が早い?と思うかもですが、実は違います。

【なぜ、電話・口頭は伝わるのか?】

いいえ、伝わっていません。実は電話・口頭はこんなカラクリがあります。

あなたはそもそも考えながら話をしています。考えてから話していません。
そして、相手はわからないので質問してきます。それで、説明が成り立っているだけなのです。
電話、口頭は実は最も生産性の悪い伝達手段です。
1.相手を電話で捕まえるのに時間がかかる
2.余談や話が脱線する
3.記録にできない
4.後ほど言った言わないが発生しやすい
もちろん、電話や口頭でしか伝わらないパターンがありますが、それは伝達したいことの10%未満にすぎません。

よく、電話・口頭が好きな方は、「相手が動いてくれない」みたいな感じの相手にせいにしがちですが、「相手を動かせていない」と自分を見返してみましょう

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