差別化の失敗例

フィットネスクラブの倒産が過去最多。背景に「差別化」

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd0a67e0f3e1b98fe9dc4b158e037e8e96121812

「東京商工リサーチは、「フィットネスクラブ」の倒産動向に関する調査結果を発表した。2023年度(2023年4月~2024年2月)における倒産動向を分析している。・・・」

とのことで、差別化というキーワードでくらいついてしまいました。

肝心な差別化はどんな内容だったのかとみると、

コロナ禍が落ち着いて以降、「駅近」「安価」「24時間年中無休」といった差別化が進み競争が激化。一方で、コスト増やトレーナー不足もあって、業績不振が続く。・・・」

ということで、「駅近」「安価」「24時間年中無休」という点が差別化だったらしいのですが、これは差別化とは言えないですよね。

【差別化とは?】

差別化とは、お客さんに選ばれるできるだけソフト的な理由です。
例えば、
・トレーナーさんが親身だ
・トレーナーさんが栄養学にも詳しい
・サポート内容が充実

などなど、もっとソフト的な理由が欲しいところですね。
「駅近」・・・環境の強みなので、競合しやすい
「安価」「24時間年中無休」・・・相当、原価計算をしっかりしたりDX化してない限り、継続性は難しい
また、これらはお客さんに浮気されやすい差別化ですよね。なので、差別化というには厳しいですよね・・・

ということで、差別化するならソフト的な理由を検討しましょう。

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