ホームページ制作の値段相場とは?

今やホームページ制作においては、無料~100万円までまさにピンキリ。
一体、何が違うのか?どれが相場なのか?を教えたいと思います。

【制作費の中身】

まずは、制作費の中身をバラしますが、
以下は、一般的なホームページにおいて、厳密に出したパターンですので、業者さんによってまとめてたりしますが、実際は同じです。
~金額の項目:厳密パターン~
1.デザイン
2.コーディング(デザインをホームページの形式[HTML形式]に変換する作業です)
3.ディレクション(ディレクター業務。ホームページの方向性や構成を決めます)
4.キャッチコピー
5.ライター(文章を書く作業です)
6.カメラマン
7.フロントエンジニア(フワッと表示されるような動きを付けたりする作業です)
8.SEO対策(Googleの検索ヒット対策です)
9.お問合せフォーム、予約フォーム作成
10.レンタルサーバー料(ホームページを設置する場所。賃貸します。)
11.ドメイン料(https://itmacha.netなどの住所です。購入になります。)
12.レンタルサーバー設定作業
※スマートフォン対応は必然とします

このように、1~12の作業が本来は発生しますが、料金によってこれらが省かれたり、専門スタッフを入れたりします。

【製作費無料で月額xx円のパターンは?】

絶対ではありませんが、こんな事になると思います。
1.デザイン → 駆け出しデザイナーが担当。または、お小遣い稼ぎの学生バイト
2.コーディング → デザイナーが兼任だが専門ではない。または、お小遣い稼ぎの学生バイト
3.ディレクション → デザイナーが兼任だが専門ではない。または、てきとーに営業が兼任
4.キャッチコピー → デザイナーが兼任だが専門ではない。または、てきとーに営業が兼任。まはた発注者が渡す
5.ライター → デザイナーが兼任だが専門ではない。または、てきとーに営業が兼任。まはた発注者が渡す
6.カメラマン → なし、または発注者が渡す
7.フロントエンジニア料 → デザイナーが兼任だが専門ではない。
8.SEO対策(Googleの検索ヒット対策です) → なし、またはデザイナーが兼任だが専門ではない。
9.お問合せフォーム、予約フォーム作成料 → プログラマーが担当または、お小遣い稼ぎの学生バイト
10.レンタルサーバー料 → 制作会社が負担
11.ドメイン料 → 制作会社が負担で、著作権は発注者にはなし
12.レンタルサーバー設定作業 → 制作会社が負担
まとめると、「ほとんどデザイナーが担当しており、専門はいない。またデザイナーさんも可能性としては駆け出しの人で、安価な給料。つまり、クオリティーはあまり期待できないが、値段重視の方向け」

実際、ビジネスとしては成り立たないので、契約期間は長めに設定され解約金の可能性もあります。
また、基本的に社内の方が兼任でいろいろやっているので、サポート対応などは遅いかやらない。オプション料金でいろいろ付与してくるパターンが考えられます。

【製作費100万パターンは?】

1.デザイン → 専門ベテランが担当
2.コーディング → 専門が担当
3.ディレクション → 専門ベテランが担当
4.キャッチコピー → コピーライターが担当
5.ライター → ライターが担当
6.カメラマン → プロカメラマンが担当
7.フロントエンジニア料 → 専門が担当
8.SEO対策(Googleの検索ヒット対策です) → なし、または専門が担当
9.お問合せフォーム、予約フォーム作成料 → プログラマーが担当
10.レンタルサーバー料 → 契約による
11.ドメイン料 → 契約による
12.レンタルサーバー設定作業 → 契約による
まとめると、「ほとんどガチプロが担当してくれて、クオリティーは高く、しっかり集客をしたいかた向け」です。

【製作費50万パターンは?】

1.デザイン → 専門ベテランが担当
2.コーディング → 専門が担当(ディレクションと兼任の場合もある)
3.ディレクション → 専門ベテランが担当
4.キャッチコピー → ライターが担当(ディレクションと兼任の場合もある)
5.ライター → ライターが担当(ディレクションと兼任の場合もある)
6.カメラマン → デザイナー、ディレクション担当が兼任
7.フロントエンジニア料 → コーディング担当が兼任
8.SEO対策(Googleの検索ヒット対策です) → なし、または専門が担当
9.お問合せフォーム、予約フォーム作成料 → プログラマーが担当
10.レンタルサーバー料 → 契約による
11.ドメイン料 → 契約による
12.レンタルサーバー設定作業 → 契約による
と言う具合です。一部兼任をして人件費を浮かしています。

【つまり、専門と兼任の違い】

つまり料金ピンキリは、
・専門の方が担当してくれるか?
・他の業務と兼任の方が担当してくれるか?
・ガチプロ入れるか?
になります。兼任でもマルチにこなせる方がいる会社であれば問題ないでしょう。
また、製作費無料においては、駆け出しデザイナーや学生バイトを利用することがありますが、だからと言って品質が劣るという事は言い切れません。なぜなら、そもそも最初から才能ある方もいますので。ただ、安定品質は期待できません。

【どの項目費用が重要か?】

上記、1~12でどこが一番重要だと思いますか?
だいたいの方が1番の「1.デザイン」だと思いますよね。
間違いです。
一番重要なのは、「3.ディレクション」です。
なぜか?
ディレクションを行うディレクターの業務は、言うなればリーダーであり指揮官なのですが、
ホームページの
・デザイン自体の方向性
・役割の着地点
・誰に訴求したいのか?

などを設計してくれる人なので、設計士の役割なのです。デザイナーはあくまでも設計士の指示に従っています。
逆にデザイナーが前に全面に出てくるパターンは、「デザインはよいが、何が言いたいのかわからないホームページ」になります。


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