セミナー申込みでカード決済@コンサルティング

今回は、セミナーなどを提供されているサロン経営のお客様からご相談。

【相談内容】

Webセミナーなどで、セミナー代をカード決済にしたいが、全然わかりません。PayPalがイイみたいですが?どうなのでしょうか???ホームページはあります。

【回答】

まず、カード決済にあたり、基本的に知っておかないといけない事があります。
1.カード決済代行会社と契約する
 皆さんが直接、VISAやJCB、MASTERと契約はしません。必ず代行会社を経由します。
代行会社によって、また商材によって、さらに契約内容によって手数料が異なります。

2.商材によって契約できない
 セミナー、イベントなどの無形商材は契約できない場合が多いです。また、宿泊、レンタカーも。ですが、世の中にはそれら専用のカード決済代行会社が存在します。ただし、手数料は高いです。

3.リードタイムとキャンセル
 カード決済にあたっては、その注文や申込みを2ヶ月、あるいは3ヵ月以内に注文確定にしなければなりません。そのリードタイムは契約内容やカード決済代行会社によって異なりますが、それが何に影響するかというと、キャンセルです。
仮にリードタイムが3ヵ月の契約だった場合、4か月後のセミナーは最初から確定にしてしまいます。ですが、4か月後に体調不良などでキャンセルの場合、払い戻しは振込になりますが、当然ながらセミナー参加者が多ければ多いほど、処理は面倒です。そのあたりもしっかり考えておかないとこんなはずでは・・・と、嘆く事に。

カード決済選択肢

1.PayPal
導入にあたり比較的楽ですが、申込みされるユーザーさんには敷居が高くなります。また顧客管理も若干煩雑になりやすいので、気を付けなればなりません。
Paypayは、主催者側とユーザーさんの両方がユーザーIDを作らなければなりません。
さて、PaypayのIDがない方が果たして作るのを面倒でないでしょうか??という懸念があります。Paypalの最大のデメリットと言えます。

2.カード決済代行会社
導入が面倒です。まず、HPがないといけませんし、実績が無いと取り合わないところもあります。次に商材です。素直に、セミナー専門のカード決済代行会社を利用するしかないかもしれません。
カード決済代行会社で気を付ける事は、
・手数料
・初期費用
・通信費(与信料)
・月額費用
・潰れた場合のお金の処理
です。潰れた場合ってのは、カード決済代行会社が潰れる場合があります。私が知ってるだけで、過去10年で2社潰れました。
補足で必要な事としては、HPにシステムをいれるので、弊社みたいな開発会社に依頼し、作業費がかかることです。
自分自身では到底無理なのでやめてましょう。
最大のメリットは、顧客管理がしっかりできることです。当然、マーケティングデータも取れますし、支払管理もできます。

3.プラットフォームの利用
簡単に言うと、セミナーやイベントをネットで販売する楽天やアマゾンみたいなモールがありますので、それを利用することです。
楽天やアマゾンには物商品が並んでいますが、あれが全てセミナーやイベントのイメージです。
主催者側は、セミナーやイベントを登録するだけ。
カード決済もついてきますので、一番楽と言えます。
もちろん、手数料はがっつり取れると思ってください。

結論

今回のご相談のお客様には、
・各カード決済代行会社に見積と契約可能か打診
・プラットフォームを調べてみて
と宿題してます。

どの方法が良いかは、
・年間のセミナー回数
・セミナー単価
・受講者数
で決まると思いますが、
原則的には、ミニマムで最初は低コスト+非効率 で始められるのが良いと思います。
既に、セミナーガンガンやってますって方であれば、最初からいろいろ武装したほうよいかもですが。

私も今後セミナー開講予定なので、いいネタ見つけたらアップしてゆきたいと思います。

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