流行りのAI。
私自身はほとんど利用していません。
今のところ必要性がないからです。
ですが、社内の方は利用しています。
そこで、AI利用した成果物について私の評価を書きます。
【そもそも前提】
弊社の通販サイトの琉球マルシェにて、これからサーターアンダギーを販売します。
そこで、商品の詳細文章について、人間(わたし)と社内の方が利用したAIの成果物について議論したいと思います。
~目指す所~
サーターアンダギーの差別化ポイントとして
・朝揚げたてを直送
・素材へのこだわり
・数ヵ月かけてたどり着いた粉の配合
提案として
・コーヒーに合う
上記が、今回のサーターアンダギーに入れてゆきたい内容、訴求したい内容です。
では、まずはAIの成果物を見てみます。
【AIの成果物】
-40文字キャッチコピー-
朝揚げの鮮度が「続く」奇跡。届いた瞬間から最後の一つまで、さくフワッが止まらない。★至福の継続「美ら島の朝揚げアンダギー」★
-3つの特長-
1)「届いた時が、最高の始まり」鮮度維持への挑戦
通常、揚げ物は時間の経過とともに風味が落ちるもの。しかし、太物製菓のアンダギーは「揚げたての美味しさが長く続く」のが真骨頂です。
沖縄の朝の熱気を閉じ込めて発送し、内地のあなたのお手元に届いてから最後の一つを食べ終えるその瞬間まで一口目の感動が色褪せない。
驚異の持続力をお約束します。2)数ヶ月の研鑽が導き出した、黄金比の「脱・脂っぽさ」
「時間が経ってもギトつかない」その理由は、徹底した素材選びと配合にあります。
数ヶ月を要した粉の配合研究と、ブランド卵「新寿卵」、そして贅沢な純良油。
手作業で丁寧に練り上げた生地は、冷めてもなお軽やかで、むしろ熟成されたような深みのある甘さを引き出します。3)一杯のブラックコーヒーを「沖縄の午後」に変える魔法
同封された一枚のポストカードを眺めながら、自慢のアンダギーを一口。
その瞬間、内地の喧騒は消え、青い海と温かな風が吹き抜けるような「情熱的な安らぎ」が訪れます。
数日に分けて楽しんでも損なわれないその食感は、日常に長く寄り添う、最高のご褒美となるはずです。
いかがでしょうか?
一見よさそうですよね。ですが、私はフルNGを出しました。
理由について書きます。
1.ストーリーの継続性がない
「朝揚げの鮮度が「続く」奇跡。届いた瞬間から最後の一つまで、さくフワッが止まらない。」と、それに続く文章「★至福の継続「美ら島の朝揚げアンダギー」★」が、別の視点から同じことを訴求している。
朝揚げ立ては共通していますが、「奇跡」「至福の継続」「美ら島」は別の視点です。なので、読み手からすればくどいようなくどくないような、何が言いたいのか?という気持ちになりませんか?
2.3つの特徴がそもそも、登場するのが早すぎる
商品の訴求するにあたり、いくつかの法則性があります。
・問題提起 ・親近感 ・解決 ・提案 ・顧客の絞り込み ・行動を促す
これら6つを商品によって順番を変えて訴求することで、ユーザーさんに購入への橋渡しをします。
例えば、わかりやすいのでhttps://r-marche.com/special/mango/ で説明しますと、
最初に、
「せっかくのマンゴー。
産地が多すぎて
どう選べば・・・」
と、書いています。これは親近感(共感)から入る方法を取っています。
当然ながら、この文章を読んで共感していただける方は既に国産マンゴーを食べた事がある方です。
そこから入ってゆく内容になっています。
ところが、「3つの特徴」は、「解決」であり、理屈・スペックになります。商品によっては、理屈・スペックから訴求するものもありますが、今回のサーターアンダギーは違います。
理屈・スペックから入る商品は、主にスーパーフードやマニア向けの商品になります。
通常は、親近感や顧客の絞り込みから入るべきでしょう。
なので、これらの「3つの特徴」は、後で来るのがベストです。
3.各「3つの特徴」の中身がごちゃごちゃしている、情報量が多すぎる
1ですと、「「届いた時が、最高の始まり」鮮度維持への挑戦」と「挑戦」と言っているわけですから、来るべき内容は「どんな挑戦があったのか?」です。ただ、「届いた時が、最高の始まり」と「挑戦した内容」が並列文章として来ると、意味わかりません。
また、「驚異の持続力をお約束します。」と、最後に来ていますが、ここは間違いでしょう。もし書くなら「最高の始まりをお約束します。」と、見出しに掲げたお題、伏線回収をしないと気持ち悪いですね。
2,3にも色々ありますが、ここまでにしておきます。
【結論】
AIが作ると、単語単語は良いのです。ですが、見出しと文章の関係、文章と訴求したい全体との関係が、ちぐはぐです。つまり、部分最適であって全体最適ではないのです。
【私が作った内容】
【揚げたてサーターアンダギーを発送!】
その日の朝の、揚げたてのサーターアンダギーを発送いたします。
外はカリカリ、中は”さくフワッ”とした食感。
美味しいサーターアンダギーを食べてみませんか?
(写真)【サーターアンダギー苦手な方も絶賛】
琉球マルシェがご提供する太物製菓さんのサーターアンダギーは、苦手な方も一口は食べたくなる
サーターアンダギー。
時間が経過してもギトギトしない、作り立てが維持されています。
その理由は、原料へのこだわりです。【数ヵ月かけて研究した最適な生地】
強力粉と薄力粉の割合も数ヵ月かけて研究し、最適な配合となっています。
(写真)【高価な油と卵】
利用している油も、高い業務用を利用。
卵も新寿卵という高価なブランド卵を利用しています。
実際に、太物製菓さんのご家庭でも卵を食べているそうです。【こだわりの生地の手作業】
機械利用も試されたそうですが、味と食感にこだわり生地の手作業。
沖縄から直送!
朝揚げたてのサーターアンダギーを食べてみませんか?
です。もう少し修正してもよさそうな箇所がいくつかありますが、
文章として意識している事としては、
・全体の流れとして、「他の商品との差別化ポイント」⇒「問題提起と絞り込み」⇒「納得」⇒「提案」
・苦手な人をあえて定義して、納得の理由(スペック)を読ませる
・「朝揚げたてのサーターアンダギーを食べてみませんか?」で、あえて再度絞り込み
としています。
また、AIとの違いとして、
・全体のリズム
・装飾単語は多すぎない、同じ単語を繰り返す
・ポエム調なら、ポエム調の語尾にするなど、語尾を合わせる
・句読点の場所で、文章内のリズム形成
まあ、これで売れないと説得力無いですがwww
で、社内の方が上記の私の文章とAIからのヒントで最終的に出したのがこれ。
https://r-marche.com/item_detail.php?item_id=f2026012812038da9t
売れればどんなでもよいんですけどねw