これについて、家族や友達と話に上がって意外と知らせていないようなので、書きます。
お金を稼ぐための手法として世の中には、2つあると思います。
マーケットインとやりたい事中心です。
まずはそれぞれについて実例付きで書いて、そのあとイレギュラーパターンである「やりたい事をやっているがマーケットイン出来ている人」を書きます。
【マーケットインとは?】
マーケットインで仕事をしてお金を稼ぐ方法は、時世や市場ニーズに合わせた仕事、ビジネスを展開する事です。ネガティブな言い方をすれば、資本主義の奴隷ですが、ポジティブに言えば、世の中のニーズをかなえてあげています。
今の宮古島で例えれば、
・レンタカー屋さんを始める
レンタカーが足りないのでニーズに沿ってレンタカー屋さんを始める
・外国人向けの小売を始める
訪日客、クルーズ船での外国人が多いので彼ら向けに、多言語対応のお土産屋さんや飲食店を始める
などです。
ここから深堀すると、マーケットインにも2種類の方がいて、
A:先読みタイプ
B:後追いタイプ
です。もちろん、Aの先読みタイプは、リスクを伴いますが、最初の投資額が少なく済みます。
Bの後追いタイプは、リスクは少ないものの、投資額は上り、なおかつ競合他社といきなり戦う事になりますね。
【マーケットインが出来る人、出来ない人】
マーケットインが出来る人は、時世に敏感で素直な人です。ところが、時世に敏感で素直だけど、マーケットインが出来ない人がいます。
最初からマーケットインが出来ない人もいます。時世が読めない、素直ではない人です。
ここから私独自の分析ですが、マーケットインが確実にできる人と言うのがいます。上記の「時世に敏感で素直だけど、マーケットインが出来ない人」とビンゴになるのですが、それは、「スキル武装が無い人」です。
ネガティブな発言に見えそうですが、現実論だし、それぞれの生き方なので私は全く否定しません。
【スキル武装が無い人とは?】
逆にスキル武装がある人を言いますと、
・美容師さん
・ITエンジニア
・コピーライター
・写真家
・ガチガチのフレンチシェフ
などです。つまり技術職、職人と言えます。これらに当てはまらなければ、選択肢として、「儲かる事をしよう」となる傾向があると思います。その時、「時世に敏感で素直な人」に変貌できそうです。
また、技術職・職人だが、それらを捨てる事が出来れば、それもまた、「時世に敏感で素直な人」に変貌できそうです。
そう、「時世に敏感で素直だけど、マーケットインが出来ない人」=「時世に敏感で素直だけど、技術職・職人」と言うタイプがいます。
【マーケットインのメリット、デメリット】
メリットとしては、すぐにお金を稼げますよね。
デメリットとしては、常に時世に振り回される可能性が高いのと、拝金主義になりやすい、自己肯定感が少々低くなりやすいなど、心情的なデメリットが挙げられます。
また浮き沈みも激しそうです。
【やりたい事中心とは?】
やりたい事でお金を稼ごうとしている人たちですが、
・お笑い芸人
・アイドル
・歌手
・絵描きなど芸術家
などなど、手に職系やスキル武装のタイプです。
やりたい事、つまりこの種の人たちが提供できる事と市場ニーズは異なるケースがほとんどです。
私がかつて絵描きを目指した時も、気づきました。
「私が描きたい絵(表現したい芸術)は、売れない。市場ニーズに合った絵をかけなければ、食べていけない」です。
ちなみに、私は、「やりたくないけど、マーケットインの絵を描きたいか?」という、自問自答にNoの答えをだしたので、画家は辞めました。
【やりたい事中心のメリット、デメリット】
メリットとしては、自分の人生には生き方的な満足感がある、自己肯定感がある程度高く保てる、社会に媚びずらいので疲れないなどあります。
デメリットとしては、お金が稼ぎずらい、クロスポイントがいつ来るかわからない、来ないかもしれないなどがあります。
【やりたい事中心だけど、お金になるパターンはあるのか?それはクロスポイント】
人々が一番知りたいというか、願うのはまさにここですよね。実際にありますが、それが、一部のトップアイドルや一部のトップ芸能人、歌手・・・などです。そう、「一部」です。
ですが、このパターンについて考えると、実はこうです。
基本的に、自分のやりたい事と市場ニーズは平行線です。
それが、クロスするポイントがあります。それがクロスポイント(勝手に名付けたw)。
このクロスポイントをたくさん、あるいは長く維持できると、「やりたい事中心だけど、マーケットイン」と言う事で、「やりたい事でお金を稼げている」となります。

ただ、このクロスポイントがいつ来るのか?が大問題です。
明日かもしれませんし、死に際かもしれませんし、死んだ後かもしれません。
死んだ後の実例は、ゴッホなどの死後に認められた画家が良い例ですね。
お笑い好きだし、皆さんにもわかりやすいかと思うので、芸人さんで例えますと、こんな感じです。

【クロスポイントを故意に作る方法】
私はまだ実験中なので、話半分で読んでください。
マーケットイン、つまり市場ニーズを読み解いて、それらのなかで自分のやりたい事に当てはまる、または近いものを見つける事ができれば、それがクロスポイントだと思います。
どの職種、スキルでも同じだと思いますが、市場にある「課題」を見つけます。
課題とはニーズです。誰かの課題を解決できるあなたのスキル(自分のやりたい事)として、結び付けてあげるというものです。
例えばですが、あなたがファッションコーディーネーターだとします。
こんな課題が世の中にあったとします「家の服にプラスアルファでオシャレにコーディネートできればなー」。そんな課題にプロのコーディネーターとして、スキルを提供してはいかがでしょうか?成果はインスタでアップ!みたいな。
そうすれば、課題(市場ニーズ)と自分のやりたい事がマッチします。つまりクロスポイント発生です。
一応ですが、ビジネス上のそこから派生する課題としては料金がありますねw 料金が合わなければクロスポイントは発生しませんので・・・
【だけど、正解はない】
しかしながら、結論としては、正解はないし求める必要もないと思います。
確かにお金が無いと生きてはいけませんが、その一方でマーケットインになれば疲れてしまいますし、自身の生き方に疑問を持つでしょう。
自己分析として、自分がどういうパターンあるいは、どういうタイプなのかを知っておくことがとても重要だと思います。
自分のやっている事は正しい・・・と信じる事は良い事ですが、市場ニーズに合っているかどうかとは話は別です。
ちなみに、私は「自分のやりたい事」派です。なので、クロスポイント待ちですww
その覚悟、つまり「クロスポイント来ないかも」・・・はありますww
ただ、自分の人生には大変満足していますね。