卒業アルバムのデジタル化 採用する学校増加 背景に少子化問題
https://news.yahoo.co.jp/articles/7853eff60e4d944d406e4fea4db7459a5bbf7770
ということで、卒アルのデジタル化について語られています。
リスクや写真の方が思い入れがあるとか・・・それぞれのメリット・デメリット見てみます
【写真アルバムのメリット・デメリット】
メリット
・思い入れ
となりますが、それは古い世代の感情論ですね。今後の子供たちが、写真アルバムを知らなければ、「思い入れ」は、デジタルデータ上に移行しますよね
デメリット
・保存については個人の保存力依存
私は卒アルないです。特に興味ないので捨ててしまいました。誰か持ってるだろうし。言い方変えると友達たちの保管力に依存していますw
・劣化
・焼失などのリスク
・そもそも写真屋さんが今後いなくなる
・学校側のコスト
何気にメリットがない・・・
【デジタルのメリット・デメリット】
メリット
・導入コストは安い
・すぐ見れる
・荷物にならない
・紛失しても復活しやすい(データ保存元からもらう、購入)
・ハッシュタグなどで検索しやすい
・自分なりのアルバムにカスタマイズできそう?
デメリット
・コピーされやすい、違法利用されやすい
・データ保管元のデーターセンターが焼失したらヤバイが、だいたい他にバックアップがある
【デジタルのデメリットを補足】
よく言われるデジタル卒アルのデメリットを逆ツッコミします。
「数十年後にアプリが対応していないなどがあるのでは!」
>アプリについては無視でOKなのです。なぜなら、写真データが閲覧できればよく、アプリはその媒体でしかありません。もちろん、スマホ自体もそう。肝心なのは、写真データのデータ形式になります。
データ形式は、JPG形式というものが主流です。では、このJPG形式も将来なくなるのでは?と思う人がいるかもですが、地球上のPCができてからの30年以上の画像データがほとんどJPG形式なのです。
これが意味するところ、
・JPG形式が廃止になる可能性は、過去の30年みても低い
・JPG形式が廃止になっても、すべてのJPG形式が新たな形式に変換できるアプリやサービスが100%現れる
つまり、JPG形式に対して確固たる救済措置が存在し得るという事です。
実際、現時点において、JPG形式ではなくWebap形式というさらに高性能な形式が存在しており、私も利用していますが、お互いに変換し合えるサービスが無料であります。
「数十年後には、スマホではないのでは?再生できないのでは?」
>その通り、スマホなくなるかもしれませんね。ですが、あまり心配はないと思います。
新しいデバイスで再生できるサービスが出ることでしょう。
実際、写真やVHSでも現在、同じではありませんか?
VHS→DVDが、DVD→BlueRay、全媒体→Youtube
みたいに、どれもこれも常に古くなり、新しい媒体へ移行しています。
時代や媒体、そういったものを静的にとらえず、動的に捉えましょう。
「悪用されるではないか!」
>その通り。ですが、現在もそうですがデジタル化が当然の時代になるので、卒アルに限らず悪用されます。何が言いたいかというと、犯罪発生のフィールドが変わったという事です。
今はまだ、リアルな強盗があったりしますよね?ですが、今後はリアル強盗がなくなり、デジタル強盗が増えたりするということです。
実際、銀行強盗だって減っていますよね?なぜでしょうか?
現金が追跡可能になった点や、非効率になったなど、時代の変化が関係します。
ちなみに、紙・写真だって悪用可能なのですがw
一度デジタル化して、加工して、写真や紙に戻せばよいだけです。
犯罪のフィールドも静的に捉えてはならないのです。