プログラミング教育について

小学校で教えてるプログラミング教育。果たして意味があるのか、エンジニアから語ります。

【なぜプログラミング教育を行っているか?】

塾の先生などや国のたくらみを聞くと理由はこんな感じらしいです。
・国の施策として2030年にくるプログラマー激減対策
・ロジカルシンキングを身につけてもらうため
だそうです。
現役としては、これについてどう思うか?という感想を書きます

【プログラマーに必要なもの】

知らない方は、プログラマーに必要なのはプログラミング言語の習得だと思われます。
ですが、これは間違いです。
プログラミング言語は後から何とでも身につけられるのです。それよりも、必要で若いうちから鍛えないといけないものがあります。それは、「コミュニケーション能力」です。

【コミュニケーションが必須?】

はい、必須です。どんな優秀なプログラマーでもコミュニケーションができない子は使い物になりません。
なぜか?
それは、プログラミングとは「誰かの願い、あったらイイなをシステム化する事」だからです。
その「願い、イイな」を理解し、くみ取る力が必要なのですが、それがコミュニケーション能力なのです。
クライアントさん(お客さんであったり、社内の人間だったり)は、自身の「願い、イイな」を上手に説明してくれる人は多くはありませんし、時に自分で自分のそれを誤解されている場合もあります。
それを翻訳してあげる必要があるのです。

そして、もう1つ重要な場面がチームメイトとのコミュニケーション能力。
時に開発者・プログラマー同士だったり、時にチームメイトはマーケティング部門の人間や営業の人間だったりします。彼らは時に純粋だが、我々には無茶ぶりをしてくることがあります。それを全部受けてはいけませんし、イチイチ怒っても仕方がないので、うまく説明して納得させることが重要です。

このようにこれらコミュニケーション能力は、後からは身につけるのは大変です。
実際、後から身につけたであろうエンジニアとは会った事がありません。

【ロジカルシンキングは身につくか?】

うーん、微妙です。
私は自分で言うのも変ですが確かにロジカルシンキングしてます。元々なのかプログラミングを覚えたから身についたのか・・。いいえむしろ、大量の仕事をいかに生産性高く処理するか?を模索した時に身につけた気がします、つまり、全く別場面です。

そもそも、プログラミングはロジカルではありません。
元々、絵描きも目指した私からすると、むしろ芸術に近いと思います。
プログラミングは自由で、いろいろな書き方や手法があり、書き手よってめちゃくちゃになりますし、美しくもあります。

【プログラミング教育は無駄か?】

プログラマーの頭数揃えるという意味では、意味ないです。先に書いたように、プログラミング言語は後から身につけることができます。まあ、ゼロよりはいいかなってぐらいかな。
実際、私自身、経営側として「コミュニケーション能力があるがITはわからないIT志望者」と、「コミュニケーション能力は微妙だが、プログラムは書いたことある」であれば、前者を選びます。教育コストを考えても前者です。

もしやるなら、企業案件や学校内で自分たちで模擬クライアントと作成のテストをやるとよいでしょう。
その時に、やっとロジカルになれると思います。所詮、プログラムは1人で役立ち場面は少ないです。
「いや、Winnyとか過去、優秀なハッカーが独学で学んで・・」とツッコミありそうですが、それ稀ですw
レアケース追ってもしょうがないじゃないですか?まして頭数揃えたい施策なら余計にw
まあ、これでプログラム教育でIT業界へのハードルが下がるのが一番の効果でしょうか?

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