売上金額を気にしてよい会社と気にしてはいけない会社

特に私は経営コンサルタントではありませんが、自社でECを運用したり、EC運用代行をさせていただいております。その業務の中で、基本的な売上について理解したことがあります。
それは、「売上金額を気にしてよい会社と、気にしなくてよい会社」があることです。

【そもそも売上金額とは?】

すごく当たり前のことですが、売上金額とは?として答えられない人はいないでしょう。
そのままですよね、売れた金額です。
ですが、売上は利益額(あえて利益率ではなく額で話します)とは全く異なります。
例えば、売上100億の会社があります。ですが利益は100億ではありません。
「でも、100億も売上あるんだから、それなりにお金残るでしょー?」いいえ、それは全く別の事柄なんです。

【売上金額を気にしてよい会社】

私が経営しているECサイトでも、最初は売上金額を気にしていましたが、ある時、どうでもよくなり、そして今は気にしています。
売上金額を気にしてよい会社とは?
・原価計算が出来ている
・経費を把握している

会社です。「え?そんなの当たり前では?」と思うかもですが、事業形態にもよりますが、ほとんどの会社さんが出来ていない可能性が高いのです。なぜなら、よく「日本って生産性低いよね?」と言われていますよね。
生産性という数字が低くそれを経営者が改善していないという事は、原価計算が出来ていない事の現れなのです。

逆に言うと、原価計算が出来ていると生産性が低い業務箇所を見つけてしまい、解決しようとするからです。
また、もう1つあります。それは、日本のメイン産業が製造業です。
実は製造業は、原価計算しやすいはずなのですが、されていない経営者の方が多いようです。
ちなみに、原価計算が難しい業種と言えば、1次産業。農業、漁業などは季節性も高く1年を通しての計算になる可能性があるので、難しいでしょうね。

上記の逆で、売上金額を気にしなくてよい会社は、原価計算が出来ていない会社です。売上金額よりも、なるはやで原価計算に臨むべきでしょう。

【売上金額の正体とは?】

では、売上金額は何でしょうか?何も使えない数字でしょうか?
売上金額は、その会社の取引規模と言えます。もちろん、事業形態を加味しなければなりません。
例えば、
・ECサイトの場合・・・売上年1億いけばかなりすごい(商品単価によるが)
・1店舗のラーメン屋さんの場合・・・売上年1200万はかなりすごい(2024年なら1600万くらいでしょうか)
・税理士さんの場合・・・売上3000万はかなりすごい
と言う具合です。くれぐれも売上規模が大きいからといって利益を出せている会社かどうかは別の話ですので、お取引を始めるときの指標にはなりませんので、ご注意を。
売上が億単位でも赤字の会社はいくらでもあります。
実際、昔取引していた会社さんで、「売上年10億 毎月100万赤字」と「売上年2000万 毎月10万黒字」というところがありました。

その数字が何を意味するのかよく熟慮して判断しなければなりませんね。

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