コンサル日記 vol.1 PCのOfficeが使えない

今日から、できるだけリアルタイムで弊社のクライアントさんの課題解決中をレポートというか、日記してゆきたいと思います。
今回の課題は、突然、クライアントさんのPCのOfficeが使えなくなったお話。

【事件発生】

クライアントさんの会社の専務から、緊急の電話。
「パソコンのエクセルやワードが使えなくなったんだけど!どうしたらよい?」
聞けば、Windows7のPCに限られているらしいのです。
このクライアントさんはOffice365を導入しています。
PCは、全部で30台くらい。そのうちWindows7は、半分。

【原因は?】

Office365は常時アップデートしますが、どうやら、最新版はWindows7では動作しないとのこと!
マイクロソフト社のWindows7狩りですww Win10を買わせたいのですw
さてここで、15台のWin7をWin10に入れ替えするにはいくらかからでしょう?
約9万とした場合、 9 x 15 = 135万円ですwwww これは機器代だけですので、設定費用が別途かかります。

【私は諦めない】

もしかしてーと思って、Win7で動く昔のOfficeが売ってないかなーと思ったら・・・
売ってました! なんと、1ライセンス1200円程度wwww最高っす!
https://store.shopping.yahoo.co.jp/takadacorp-store/
まずはこれで解決です。 1200 x 15 = 1.8万円ですみました。

【懸念点は?】

当然ながら、以下のような懸念を持たれるかもしれません。
1.そもそもWin7はサポートきれてて平気なの?
2.昔のOfficeで大丈夫なの?

1.そもそもWin7はサポートきれてて平気なの?

結論、平気です。
まず、「サポートが切れている」とはどういう意味か?
これは、「マイクロソフトはWin7のバグやセキュリティ問題を、もう見つけて修正(Windowsアップデート)をしません」という意味です。
企業規模によりますが、基本的な中小企業であれば以下のような施策が現実論です。
・PC購入した時点での最新のWindowsアップデートを行う
・社内システムにつないで動作確認したら、Windowsアップデートは殺す
・以降、アップデートはしない=自主的にサポートは受けない
です。
「いやいや、バグがあったり、セキュリティ課題をどうするの?放置???」
はい、放置です。なぜか?
Windowsアップデートを行うことで社内システムとの連携が取れなくなることは当たり前だからです。連携が取れないということは、業務停止を意味します。もちろん、業務停止にならないように運用するのが当然なのですが、それは以下を意味します。
「Windowsアップデートを適切に行い、業務停止にもならずに運用するなら、高額な運用管理費用がかかる」ということです。
さて、中小企業さんにそのような高額な負担は現実的でしょうか?そこまでして、守るべき資源があるのでしょうか?
安易にセキュリティをうたい、実行してはいけません。いつも「守るべき資源と掛ける費用の相対性」を考えなければならないのです。
では、解決策は?
「Windowsアップデートを停止、別のセキュリティソフトなどで対応。保守費用を下げる」 です。
もちろん、運用管理費をかけてもよい企業さんならぜひそちらをお勧めします。

2.昔のOfficeで大丈夫なの?

あまりに古いと互換性の問題で、取引先などから送られるExcelが見れなくなるので、ある程度は欲しいですが、私の経験ではOffice2003でも全然平気でしたが、2016くらいにはしておきたいですね。
古いOfficeで一番の懸念点は、マクロウィルスですが、近年、これもウィルスチェックソフトで検出できているので、あまり気にならないです。

ということで、Win7+Office2016でまだまだいけます。
ちなみに、Win10は余計にWindowsアップデートを止めたいですね。クライアントさんにて、先日も、アップデートされたおかげで、社内システムが使えなくなりました。なんとかなりましたが・・・・





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