DXを一般の方向けに解説すると・・・

DXがいろいろ勘違いされてるので、解説したいと思います。

まとめ、結論を言うと・・・

ITサービスやIoT機器を利用して新しいビジネスモデルやサービスモデルを構築したこと
です。
IoT機器って??・・・IoT機器とは、インターネットに繋がってて尚且つ、何らかのクラウドサービスに繋がれる機器です。これを導入していないと、DXとは言えないのでしょうか?
そうではありませんが、おおよそ利用する運命になると思います。

IoT機器の例

・IoT NEWSに新しい機器や導入モデルがあります。IoTNEWS
・IoT屋さん ソラコム
見てのとおり、冷蔵庫の温度計がネットに繋がって、冷蔵庫に温度チェックに行かなくてよいとかそういうのがあります。また、GPS付の機器で配送車両などに設置し、現在位置をGoogleMapにポイントできたるなどもあります。

【中国のお弁当屋さんのDX例】

中国はDXなどの先進国です。
お弁当屋さんが凄くて、こんな感じなんです。
・お弁当を小型バンでオフィス街へ運びます
・その小型バンは、遠隔+自動運転でドライバーは事務所から遠隔操作しています
・小型バンがオフィスにつくと、会社員の人たちがお弁当を買いに来ます
・買う人は小型バンのついているQRコードで決済。すると、お弁当が取り出しできます
・さらにどこでどのお弁当が売れるかをデータ分析し、お弁当製造量や種類を最適化します

(DXなポイント)
・お弁当の売れ線や傾向がデータ化されて、データドリブン(データに基づいて経営、生産を行う)で最適化されている
・お弁当+配達+集金という人間的作業が全てデジタル化
・機械化で人的コストを抑えて、本来以上の売上や製造が最適化されている

【大宮工機さんのDX例】

大宮工機さんは沖縄の会社さんで、私の先輩経営者でいろいろ学ばせて頂いている方でもあります。
大宮工機さんは、工事現場の重機のリース屋さん。ユンボなどの大型機械から、小さい現場道具までレンタルされています。
前提知識として知って頂きたいのが、重機リース屋さんの場合には、大型機械の方が利益率が高く、小さい現場動画は利益率が低いのです。
DXはこんな感じでと、DXなポイントを混ぜて解説します。
・全機器にICタグを装着し、稼働率や機械たちの利益率を管理できている
・ICタグで、稼働状況や修理状況なども管理できている
・これらの管理により、各機械のチャンスロスをなくし絶え間なく機械たちが稼働できる状態を作り出している
・それにより、小さい現場道具の方が利益率が高いモデルに変革できた
・管理自体をIT化されている

ちなみに、大宮工機さんはネタバレしてるので、同業他社がマネできるのでは?という話がありますが、不可能に近いです。
なぜなら、社員さん、経営者さんのIT成熟度が非常に高いから実現できており、社長の宮城さんのITリテラシーが非常に高いので、まさに社員さん・人が会社を支えている会社さんで、現実的にはやろうとしてもなかなかできないのです。

【タイムズカーのシェアカーDX】

よく利用していますが、すごいんです。
・会員がクルマを借りる時に、会員カードを車のIC読み取り機に照らして、無人配車、無人返却
・ガソリン代はかからない
・予約もWebかアプリで自動
・料金もすぐに算出できる
(DXなポイント)
シェアカーというビジネスモデル自体、どのくらいコストをさげて長く回収してゆくか、また実際の消費データが予めないと利益が出せないモデルを実現しています。

DXじゃないパターンとは?

逆パターンを解説します。
・飲食店さんにて、顧客自身がタブレットで注文している
 →これはただの業務効率化。
 →もしDX化なら、「タブレット注文から~の、利用食材の消費スパーンをデータ化から~の、仕入先への自動発注」ならDXです
その他、https://n-v-l.co/blog/dx-examples や、https://help-you.me/blog/dx-japanese-cases/にあるのは、大手企業のお話ばかりで、ボヤーとした内容ですね。
「xxな部署立ち上げた」とか「xxな機械導入したとか」・・・
それって、組織編制と減価償却じゃん、とツッコミしたくなるところw

国がDXを推進してるけど・・・

個人的には意味不明ですw
DXは、作ろうとして作れるものではなく、推進するとかしないとかじゃないし、偶発的な発想で生まれる類では?
それにそもそも失われた30年と言われている国家が、DX?とは笑止千万ではないでしょうか?
まずは、Faxや紙での請求書を止めましょうw
当たり前の効率化から実践しましょう。

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