AI利用ビジネス・声紋認証

AIによるビジネスがこんな風に生まれると思いますという話です。
声優さんの声を守る声紋認証が今後生まれると思われます。
どういう事かというと・・・

【声優さんの声を認証する声紋認証】

声優さんの声をAIでパクる事が簡単になってきています。
声優さんからすれば、商売上がったりです。そこで、声優さんとしても、ご本人が声の著作権を販売した、ロイヤリティーがあるものなのか、どうなのかを認証するものが必要になります。
そこで、声紋認証(と、勝手に名付けました)の登場。

【どのようにするのか?】

音声データは簡単にコピペできてしまいます。コピペを防ぐのではなく、コピーした違法の音声データなのか、それとも声優さんの認証を受けたものなのかを、識別するようにします。
コピペ自体は防ぐことはできません。いたちごっこになるだけです。
声優さんの認証、つまり声紋認証を受けたものは合法、そうでないものは違法。
利用者が違法データを使っているか、合法データを使っているかという識別になります。
もちろん、法整備がその前に必要で、私が違法音声データとか合法音声データとか言ってますが、そもそも論でそれを縛る法律がないので、便宜的表現にしかすぎません。

仕組みとしては、簡単に言えばSSLの仕組みを利用します。
音声データに暗号キーを埋め込みます。アプリで音声データは再生しますが、そのアプリが暗号キーを、認証局へお問い合わせします。マッチすればOK。

簡単に書くとそんな感じで、暗号キーは音声データファイルのデータ部分の中に埋め込み式にしてアプリで解析させるか、無理にヘッダ部分に埋め込むかは、設計時に考えましょうw

真剣に設計したことはないですが、ブロックチェーン技術が使えそうな気がしています。

【で、どうビジネスになるの?】

この認証局自体や、認証の暗号キー自体の管理や信ぴょう性、暗号強度を担保する事がビジネスになります。
ホームページで、https://itmacha.net など、httpsと呪文みたいなものがありますよね?以前は、httpしかありませんでした。
この2つの違いは、「httpsは担保された暗号化通信」「httpは非暗号な通信」という意味です。
このhttpsに実はお金が発生しています。httpはお金が発生しません。
httpsにすると、ホームページの管理代やレンタルサーバー代とは別に、お金がかかりますが、コミコミで支払っているので皆さんは気づいていません。

このhttpsも値段はピンキリで、安い=信ぴょう性低いとか暗号強度が低い、高い=信頼できるとか暗号強度が高い となっています。
弊社のHPなどは「安い」を利用していますw 高いと毎月1万とか2万とかします。

声紋認証A社、声紋認証B社で、暗号強度や信ぴょう性、値段や再生可能なアプリが変わるなどして、声優さんたちがお金を払って、流用を防ぐ感じです。声優さんがお金を払いますが、当然ながら、その作成された動画に原価として乗るので、最終的にはユーザーが支払います。

興味ある方は始めてみてはいかがでしょうか?

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