AIで脱税取り締まり強化

AIやIT技術の利活用で一番効果があるのは、行政だと私は思っています。
何故なら、一定のルールで運用されているのでIT化やAI化しやすいと言えます。
逆に、民間企業の業務もIT化やAI化には、一定ルールが必要でそれを構築するのがITコンサルタントや企業内のIT推進担当と言えます。

【国税のAI】

国税局のオシゴトの一つは脱税の取り締まりだかと思います。
効果的に摘発するためには、要領よく青色申告書や決算書を分析する必要がありますが、AIじゃなくてもプログラムでこれを割り出すことは可能です。
もしかしたら、もう取り組んでいるかもですね。

【脱税者の割り出しプログラム】

流れはこんな感じ
1.過去の脱税者の事業内容、脱税金額、売上、銀行残高、経費などなど・・・いつも国税の方やっている分析対象データをDB化します。それらを項目とします。
2.それら項目とのマッチング度を数値化し、マッチング度数と高い事業者を感覚的に精査し、調査すればOK

年々データを蓄えれば、かなり高精度になるでしょう。
実はこの考え方、求人マッチング、カップルマッチングと考え方は同じです。
過去のマッチング特性をデータ化し、数値化して、近いものを割り出せばOK

こんな感じで、行政の業務が一番、IT化、AI化が可能です。

【行政業務で一番厄介なのは日本語】

実は、厄介な問題があります。それは日本語。
行政の業務はルール化されており、文章化されているとはいえ、それが難解な日本語が多い。
正確に表現しようとするあまりに、何言っているかわからないww
私は法学者ではないので詳しくは知りませんが、法律分野もチラッと見た感じ、意味不明が多いですね。
根本的にはそのあたりから見直ししないと、いつになっても進まない気はしますが・・・

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