脱炭素はITと関係深い

今はやはりの脱炭素、SDGs、クリーンエネルギー。
実はITととても深い関係にあります。

【ITに求められるのは、膨大な電気とお水】

IT分野に求められるのは、膨大な電気とお水なのです。それをどのように賄うのか?これを考えなければ、脱炭素やクリーンエネルギーは実現不可能です。
電気についてですが、一番身近なところで行くと、スマートフォン。
動画見たり、電話したり、音楽聞くと、早くに電源無くなりますよね?
でもって、すぐに充電します。そこで質問です。その充電の電気はどのように作っているでしょう?

もう少し進めてみます。
EV車などは、当然ながら充電しなければなりませんが、その電気はどのように作っているでしょう?

その他の電子機器たちは?
・オール家電
・スマートレジ
・電子化されたいろいろなものたち・・・
電気が必要ですが、どのように作っているでしょう?

【裏ではもっと電気を使っている】

一般の人は知らない場面を教えます。
データセンターと呼ばれるところがあります。
サーバーといって、PCの数台分の性能を持ったコンピューターです。そのコンピューターが、何百台と稼働しているところが、データセンター。

ほんとにこんな感じの場所です。これは撮影用でしょうね。実際はもっとぎっしり並んでます。

このデータセンターがとんでもない電気量を食います。コンピューターの弱点は水と熱です。
ですので、データセンター内のサーバー室は、低温で乾燥しています。
では質問。サーバー室の低温と乾燥はどのように保たれますか?
はい、超巨大クーラーです。そう、莫大な電気を喰っています。

さらに、IT機器は大量の水を必要とするのです。

【半導体製造にはお水が不可欠】

IT機器は100%半導体が入りますが、その半導体の製造には、大量の綺麗なお水が必要です。
日本は世界に稀を見る綺麗なお水の産地。半導体製造には最適な土地柄なのですが、そのため、熊本や北海道に半導体工場ができたのです。
もちろん、半導体製造自体にも電気が膨大に必要です。

では、その源である発電所はどうでしょう?

【発電所はIT機器だらけ】

私が実際に発電所内には、入った事がありませんが、聞くところによると、原子力発電などにおいては、数百代のサーバーで処理がされているそうです。
そう、発電所にはIT機器が必要で、IT機器には電気が必要でその電気は発電所が作ってる・・・・
鶏が先か卵が先か?みたいな話です。

日本は脱炭素に頑張っていますが、日本が出すCO2は全体の0.3%
さらに、CO2が犯人ではなく、一酸化二窒素やメタンが犯人であること間違いないのですが・・
日本自体が情報弱者と言えそうですね

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA