https://news.yahoo.co.jp/articles/b4b0280894cd9565998f4fced2d442d9e7edd59b
ソフトバンクGなど3社、米でAI関連インフラ整備に78兆円投資…トランプ氏「史上最大級の投資だ」
とのことで、個人的に危機感とワクワクがありますが、これがどういう意味をなすのか?とうところです。
【第二のシリコンバレーになるのでは?】
1990年代、ビル・クリントン大統領が、シリコンバレーに投資しました。
当時はまだ、ITと言うものが、認知度が低かった時。
このシリコンバレーに拠点を置いて活動を始めたのが、マイクロソフト、Googleなど今、皆さんが知っている企業たち。ちなみに、他にもオラクル社などITエンジニアには超有名な大手企業もいました。
2025年トランプ大統領が、テキサスにAIインフラを構築で、78兆円を投資。
その中には、OpenAI、ソフトバンク、オラクル社を筆頭に、マイクロソフトなどの名だたる企業も連ねています。
そう、おわかりのとおり、あくまで可能性論としてですが、アメリカが第二のシリコンバレー化を実現できたら、AI分野もアメリカにまた独占される可能性があるという事です。
第二のGAFAみたいなものがAI分野において起きる可能性があります。
(ちなみにオラクル社って?)
オラクル社は、データベースのソフトウェアのNo1企業です。
データベースとは、データを保存しているコンピューターです。例えば、マイナンバーカードがありますが、そのマイナンバーカードの皆さんの個人情報はどのように保存されているか?というと、このデータベースという機械の中に、データとして保存されています。そのデータを管理するソフトウェアが、オラクル社の製品。マイナンバーカードもほぼ間違いなくオラクル社の製品を利用していると思います。
オラクル社の製品は、ビッグデータを処理するのに適しているので、大手企業はだいたい使います。
中小やデータ量が少なければ、無料のMySQLという製品を利用したりでまかなえます。
【日本は?】
私の見立てでは、日本は現状維持でしかないでしょう。というか、何もできません。
日本政府は完全に時代が止まっているので、ここから日本はより置いてけぼりを喰らう事になると読んでいます。そのあたりもあって、孫さん・ソフトバンクは、アメリカに投資する形で脱出をしたのだと見ています。
ポジティブ論で言えば、日本はテキサスのAIインフラに、半導体などを輸出できるような、下支えなどが出来る立ち回りなどを模索すればよいのでしょうが、今のオールド政府にはとても無理でしょう。
半導体は、綺麗なお水が大量に必要ですが、世界的に日本は水の宝庫です。他の国でも水の宝庫がありますが、パキスタンなど情勢不安定な箇所になるので、難しいでしょう。アメリカは、実は慢性的な水不足で、問題になっています。
【78兆円 vs 150兆円】
悲しい事に、アメリカが78兆円で、AIインフラ整備に入るのに、日本は、GX(クリーンエネルギー対策)として、150兆円を国と民間で出資して進めますw
質問です。
78兆円でAIインフラ投資と、150兆円でGX投資、どちらが回収できるでしょうか?
さらに言えば、78兆円は円換算です。ドルの価値でいえば、3分の1計算くらいなので26兆円くらいの価値。
26兆円でAI投資、150兆円でGX投資・・・・
クリーンエネルギーや脱炭素などしたところで、世界の二酸化炭素の排出量0.3%の日本は何をしたいのでしょう?
ちなみに、二酸化炭素よりも一酸化二窒素、メタンの方が問題と言われてるのですが・・・日本だけいまだに二酸化炭素w