EC運用代行しています。
よくクライアントの事業者さんから、「この商品をギフト・贈答に利用されれば売れると思うんです」や「この商品、よそにないから売れると思うんですよね」と、販促を相談されます。
ですが、商品にはそれぞれ特性と言うものがあります。
この特性を分析しておかないと、売れないと思います。
【例えば、ギフト・贈答に向かない商品】
飲食物でのお話になります。
飲食物で健康系の商品は向きません。そりゃそうだよって思われる方いるかと思いますが、生産者側になると、売れると思ってしまいますし、実際、ほとんどの方がそうです。
また、世の中にない商品も微妙です。
この辺りは共通していまして、ギフト・贈答する人の心理に立ち戻る必要があります。
あなたがギフト・贈答する人として、
・相手を喜ばせたい
・いいもの贈りたい
・わかりやすいもの
・箱を開けた瞬間に喜んでもらいたい
・万人受けするもの
などではないでしょうか?
例えば、青汁。確かに体によいですが、ギフトで贈るのは厳しいですよね。
では、絶品のイカ墨の生麺パスタセットは?
と、考えてみてください。まあ、喜ぶ人いると思いますが、100人いたら何名でしょう?
マンゴー、メロン、桃、黒毛和牛ステーキ、ぶどう・・・などがビンゴではないでしょうか?
【商品の特性】
商品には特性があります。それによって、消費スパーンが変わります。消費スパーンは、原則的には値段に反映されます。
消費スパーンが長いもの・・・値段が高い(特別なもの、ギフト・贈答)
消費スパーンが短いもの・・・値段が安い(日用使い)
消費スパーンが長いのに、値段が安いものは利益が薄いので、ビジネスとして成り立ちづらいでしょう。
一方、消費スパーンが短いのに値段が高いと、売れると、高利益、高回転でやばいですよね、けどレアケースですね。
ということで、
・消費スパーンの長短
・日用 or 贈答
・ブルーオーシャン or レッドオーシャン
・富裕層 or 一般人
・健康系 or 欲望系
など、特性をしっかり抑えたうえで、値段や顧客へのアプローチ方法を行う必要があります。
それ言うと、ECだけではありませんが、ともかくも必要です。