https://news.yahoo.co.jp/articles/426dc0d17cedc9f8a338f18f3ab569b3c103d9ad
仮想化ソフトウエア大手が抱き合わせ販売か 公取委が立ち入り検査
自社で開発・販売する複数のソフトウエアを「抱き合わせ販売」した疑いが強まったとして、公正取引委員会は25日、仮想化ソフトウエア最大手の「ヴイエムウェア(VMウェア)」(東京都)を独占禁止法違反容疑で立ち入り検査した。関係者への取材で判明した。公取委は同日、VMウェアの米国本社で半導体大手「ブロードコム・インコーポレーテッド」などへの調査も始め、報告命令などで説明を求めるとみられる。
とのことで、仮想化ソフトウェアがそもそも何?って方は多いのかと思います。
仮想化ソフトウェアを利用するのは、技術者だけですねw 一般の方にはほぼ無縁で、企業がベンダーさんとかに勧められて利用したりします。で、仮想化ソフトウェアって?
【パソコンの中でパソコンを動かすソフト】
もう、一般の方には意味不明ですよね。
通常、皆さんのPCはWindowsかMacが入ってて、それを皆さんが利用していると思います。
正確ではありませんが、わかりやすく説明すると、仮想化ソフトウェアは、そのWindows上にMacをアプリの1つとして動かすというものです。
「でも、何に使うの?何かメリットあるの?」と一般の方は思いますよね。
利用法ほメインとしては、開発したアプリなどを仮のテスト環境として利用できたりします。
例えば、Mac用のアプリを開発します。それをテストしたいが、Macが手元にない・・・そこで、仮想化ソフトウェアで仮MacをWindows上で動作させてテストします。と言う具合です。
なので、ほとんど開発者などITエンジニアしか使わない事が多いのです。
【でも、実はこんな事ができる】
一般の方には全く縁がないわけではありません。例えば、ファミコンのゲーム、セガサターンのゲームを今、プレイしたいと思いませんか?それを可能にするのが、仮想化ソフトウェアです。(厳密には違いますが、そう思ってください)
Windows上で、ファミコンやセガサターンなどの仮想化ソフトウェア(エミュレータ)をインストールすれば、ファミコンゲームがWindows上で、プレイできます。
【企業ではこんな使い方】
企業では実はしばしば使われます。こんな状況の場合どうしましょう?
・Windows7上でしか動かない業務アプリがある
・Windows7のPCが壊れそうだ
・世の中にはWindows7は売っていない・・・
どうしよう!?
こんな時に登場するのが、仮想化ソフトウェア。
Windows10 やWindows11上で、仮想化ソフトウェアを活用し、Windows7を動かすことができます。
企業の場合は、Windowsサーバーソフトの利用がメインになるかと思います。もちろん、Windows10上でWindowsサーバーを動かすことも可能です。(ライセンスが絡むのでそこの説明は省きます)
ということで、何気に救世主的なソフトウェアなのです。仮想化ソフトウェアは、2008年前後に広まり始めました。当時は感動しましたね。もちろん、こんなこともできます、Windows10のPC上で、MacとWindows7を同時に起動して、1つのパソコンのなかで、10,mac,7が動いているなんて。
まあ、ここまでやるのは、エンジニアだけですがw