マーケティング時間が多いと売上アップ

バックオフィスの時間をどのくらい自動化し、どのくらいやらないか、が重要です。
その余った時間を全てマーケティングに注ぎます。
弊社における通販業務での例を紹介します。

【ネックだった発注業務】

通販でネックになるのが発注業務です。自社生産の場合は、発注業務の代わりに在庫管理か製造管理、生産計画になります。
弊社は自社生産ではないので、発注業務があります。
生産者さん(年配が多い)に、発注するのですが、以前は基本、電話でした。
電話での発注になると、
・電話に出る、出ないの時間の無駄
・口頭なので、記憶違いで納品物の間違い
・発注したかどうかの社内の共有
などありまして、こういう方ですとさらには、弊社への請求書も間違いだらけ・・・
発注業務はそのまま経理業務にも繋がるため、困るわけです。

そこで、生産者さんと事前に打ち合わせをして、LINEで発注を受付できない方は残念ですが諦めてください、にしました。残酷だと思われるかもですが、こういう側面もあります。
・労働生産性の低い方法でやり取りしていると、最終的にはお互いに疲弊する
・お互いに疲弊するので、お互いに儲けられない
・通販業務はマーケティングに力を入れないといけないが、生産者さんへの発注に時間を取られると結局誰もハッピーにならない
です。単なる、残酷なローテク切りと、一部の切り口だけではないわけです。

また弊社の経営方針としても、
「超少人数で、擬人化することなく労働生産性が高い業務フローにする。マーケティングに時間を注ぎ、バックオフィス作業はできるだけ自動化」と、しています。

では、実際にどうかというと、発注をLINEにした年は、売上は1.5倍以上に。その後も売上は毎年10%上がっています。もちろん、LINEにしたらそうなるのではなくて、ポイントになるのは「マーケティングに時間を注げるか?」です。


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