ブランディングを勘違いしていませんか?

宮古島に住んでいると1年のうち数回は聞くこの言葉「ブランディング」。
「宮古島というブランドがある」とか「地域商品をブランディングしてゆく」・・・・などなど。
ですが、住んで15年近くしますが実際にブランディングされた商品やサービスは1つも見たことがないのです。
それはなぜか?
ブランディングというものを理解していないからだと思われます。

【一言で言うと、それは品質保証】

ブランディングとは品質保証です。

例えば、シャネルの服、フェラーリ、レクサスなどなど・・・高級ものを考えてみると、どれも品質が保証されたブランドですよね?
シャネルの服で、裏地がほつれているなんて考えられませんよね?
レクサスでも、座り心地やハンドリング、内装が担保されています。
それがブランディング。

先の例で考えると、
「宮古島というブランド」は「宮古島が何らかについて品質保証をしている」ということになります。
「地域商品のブランディング」も「誰かがその商品を品質保証を担保してくれる」のです。
ですが、品質保証をしてくれるのは誰が?どのように、どのような規格を?が定義されていないのです。

【実際のブランディング例】

弊社で取り扱っている商品で恐縮ですが、こちらのマンゴー極がブランディングされたものです。

https://r-marche.com/item_detail.php?item_id=f202303151438ueyhZ

ー品質保証の内容
・糖度18度以上
・超特大4Lサイズ
・15,000個以上から選ばれた、たった20個
・エコファーマー認定農家による圧倒的な減農薬栽培
・桐箱に入っている
・限定10箱(マンゴーの数は20個)
文章で言うなら「マンゴー極は、xxxな品質が保証された商品です」ということになります。
このxxxは、商品によってさまざまですが、他のあまりないものでなければ、意味が薄くなります。
ブランディングは高くなくてもよいと思います。値段の安さもブランドの1つです。

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