この事件で見えるWindowsの浸透率について書きます。
【そもそもブルースクリーンとは?】
Windowsにおけるブルースクリーンは、致命的な障害であることが多いです。
この業界に20年以上いる私からすると、Windows98時代でブルースクリーン喰らうと、パソコン壊れたレベルでドキドキしたものです。
今のWindows10や11は自分でブルースクリーンになって、致命打を回避しようとしていますので随分賢くなりました。ですが、ブルースクリーンはいずれにおいても好ましい状況とは言えません。
ブルースクリーン発生源は主に3つ
1.ハードウェアとWindowsの間での致命的な問題発生(デバイスドライバ不具合など)
2.ハードウェア自体が壊れたか、壊れかけた
3.Windowsのコア部分でやばい事が起きた
です。
【850万台?私の平気だけど・・?】
実は、Windowsはいたるところで利用されているご存じでしたか?
例えば、レジ、銀行のATM、病院の電子カルテ・・・実はかなりの場所でWindowsが利用されているのです!
こんなにWindowsが利用されているなんて、マイクロソフトもウハウハなのです!
今回は、そういった業務用機械におけるWindowsの障害がメインですので、一般の方のPCは全てではないにせよ被害は少ないのです。
【なぜ、Windows使っているの?】
今さらなのですが、1990年代において、WindowsはOS(オペレーティングシステム)の発明において、画期的だったのです。
操作性ももちろんのこと、もう一つ重要なのが、対応できる機械が柔軟なのです。
レジにも搭載できるし、ATMにも搭載できる、ドライブレコーダーも機種によってはですし、カーナビなんかも。
さらにWindowsがすごいというか、マイクロソフトの戦略がすごいと言うべきでしょうが、Windowsがどの機械にも載せられる、さらに、その上に載せるアプリケーションやソフトウェアも開発が楽でハードルが低いというのがあります。これによって、Windowsは世の中に広まりました。
私のように開発側からすれば、確かに助かります。
Windowsの前までは、
「XXの機械はXX専用のプログラム言語で処理しないと動かない」
と言う時代もありました。(私がIT業界に入る前ですねw 今の50代の方はそんな感じ)
この時代ですと、エンジニアを育てる教育コストや、対応できる人が少ないなど、課題が多く、コンピューターの浸透は時間がかかりますし、めぐりめぐって機械化がコスト高いすぎますね。
と言う事で、いかにマイクロソフトが儲かっているかw と、ビルゲイツスゲーなと言う話でした。