前回の続きです。
1回目の詐欺について書きます。
【海外渡航詐欺へ】
最初はいろいろやり取りしていました。おおよそ一か月は費やしたと思います。
キムの方から話をふってきます。例えば、
・音楽の趣味は?
・仕事は?
・日本のどこに住んでいるの?
などです。
また、キムが私の信用を得るために、あえて自分の情報も開示してきます。例えば、
・今から夜勤です
・基地の見回りに行きます
・訓練風景の動画を送ってくるなど・・・(そもそも無許可で訓練風景は送れないはず)
そんな風に信用を得ようと努力してきます。
そして、ある日
キム「私のルーツは韓国だから、次の夏休みは韓国に行ってみようと思う。あなはどう?現地で会わない?」
と、誘ってきました。
私「親戚が韓国にいるの?どこに基地に配属しているんだっけ?」
キム「ええ、遠い親戚がプサンにいるので会おうと思う。ロスの基地に配属だから、アメリカから韓国へ行くのよ」
私「あいにくだが、私は結婚しているので、それは無理よ」
と、あっさりと断りしました。ここからどうくらいついてくるのか?と思うと、
意外にも、何事もなく別の話題に移りました。(太字のところを気に留めておいてください)
この時点で、私はキムがロマンス詐欺では?と気づきます。
ですが、今回は渡航詐欺を仕掛けてきた様子。
恐らく彼女の中では、
「私が、Yesと言う」→「現地集合を促す」→「飛行機チケットのトラブルと言う」→「旅費を貸してくれ」→「私がお金を貸す」→「とんずら」というシナリオを描いていたのでしょう。
私も断るまでは、詐欺とは気づいていませんでしたので、天然の対応をしています。
そして、ここからが本番。病気詐欺が始まりますが次回に。