食品加工業者さんと関わる頻度が多くなってきて、みんな通販をやりたがります。
そこで私は、「原価計算はどうなっています?」と聞くと、「・・・・」返答がない場合が多いのです。
え?どういうことなの???
そう、原価計算ができていないもしくは、精度がかなり悪いようなのです。
食品加工の原価計算は難しい
特に肉類は非常に難しいです。
個体によって買取価格が変わるし、個体によって歩留まりが違うし、さらに加工に利用するお肉の部位によって歩留まり変わるし・・・。
ですが、難しいからと言ってやらないと損するだけです。
やりましょう!
初心者向けまずはエクセルで
いきなり100点な原価計算はできません。
長年やられている業者さんの計算表を見たことがありますが、間違ってました。
とりあえず、がんばって作ってみていただくとわかるのですが、作ることで
・どこの経費が落とせるか?
・どんな経費がかかっているのか?
・落とせない経費はこれだ
などがわかります。結局のところは、通販に関係なくそもそも経営課題とリンクしてしまうのですが。
ちゃんとやれば利益が高い加工業
うちの琉球マルシェ(小売り)と比べれば、利益率は全然高くとれます。
うち:生産者→加工業者→小売り→エンドユーザー
食品加工:生産者→加工業者→エンドユーザー
です。ちゃんとやれば、利益率は高いですね。
でも、うまくいかない理由は・・・原価計算がしっかりできていない点が1つ原因としてあげられます。
次の課題としては、マーケティングにはなりますが・・・のちほど!