我欲を捨てるとホームページが集客できる

日々、ホームページの制作作業をしていて思う事の1つとして、「我欲」があります。
ここで言う我欲は私の我欲ではありません。クライアントさん、つまりサイトオーナーさんの我欲です。

【ホームページで我欲とは何か?】

ホームページ制作を依頼される方は、当然ながら
・xxをアピールしたい
・xxなデザインにしたい
と、いろいろご要望がありますし、これは悪い事ではありません。
問題になる我欲は、この時点では出てこないのです。
ここで私が言う我欲は、
「アピールしたい事、全てを全面アピールしようとする事」です。

例えば、「施術にも自信ある、しばらく割引セールも行う、室内インテリアがステキ」なエステサロンなんかあったりして、これら3つの事柄を全面アピールしちゃうなどです。
これは「我欲」です。

【我欲はなぜ集客できないのか?】

「施術にも自信ある、しばらく割引セールも行う、室内インテリアがステキ」
上記の例で言うと、
ホームページにおいてはこれら3つを同列でアピールできます。
今、上記の文章を読んでる文には気にならないはずですが、その理由は、”文章を左から順に読んでるから”です。ホームページでは、イラストや写真や色などビジュアルでアピールしますので、これら3つを同列でアピールすることが可能ですし、実際にそうされているサイトさんは多くあります。
そうすると、ユーザーさんの頭の中にはむしろ逆に残らなくなります。
ホームページや雑誌もそうなのですが、ビジュアルでアピールできるものにおいては、情報の優先順位が重要になります。
その優先度を同列にしてしまうと、ユーザーさんは混乱してしまうのです。
悪い例は腐るほどあるのですが、他社に失礼なのでご紹介はできかねますが・・・

【どうすればいい?】

とても簡単で、情報の優先度をつけることと、我慢することです。
私も通販などやっててそうですが、サイトオーナーさんは売りたいし集客したいので、ついついいろいろアピールしたくなります(我欲)
そこで優先度と我慢です。
ホームページの診断が必要な方は是非こちらへ

【良い例】

HOTELピンクハイビスカスさんの場合。
優先度1:室内の派手さ
優先度2:若い子向けでインスタ映え
優先度3:若い子向けのワクワク感

島の保健室さんの場合

優先度1:建築・土木の会社さん向け
優先度2:健康経営と安全管理ができること。経営者、総務向け。
優先度3:女性的な柔らかさ


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