一般向け@ホームページ作成に必要なのは自己分析

通常、ホームページというと皆さん”見栄え”ばかりを気にします。
私は一般の方には、”見栄え”へのこだわりは捨ててよいと思います。
なぜかというと、”見栄え”、つまり”デザイン”ですが、ウチみたいな業者もそうですが、みんな専門学校や大学などでデザインを勉強された方が行っております。
そうなんです、一般の方が1日、2日で学べるものではないのです。
ですが、中にはこう反論する方もいると思います。
「でも、私のWebデザイン、自他ともに認められます。」
それこそが、一般の方はデザインへのこだわりを捨てて臨んでくださいという意味なのです

【ホームページはデザインを見せる場所ではない】

プロでも勘違いしてしまうほど、ホームページはデザインでナンボだと思われてます。
はっきり言って、違います。
現在において、ホームページは24時間動ける営業マンであり看板です。
ビジネス用のホームページでなくても、「何かを伝えたい」ためにホームページは存在していますよね?
そう、ホームページは伝えるのが目的としたものなのです。

【デザインは何なのか?】

では、ホームページのデザインは何なのか?
ホームページのデザインは捨てていいのか?
いえいえ、そんなことはありません。
ホームページのデザインは、実は精密な設計の上で作られている代物なんです。

【デザインの設計とは?】

ちょっと専門的ぽくなってきたので、簡単に言います。
ホームページに限らず、POPやチラシ、フライヤーでもそうなのですが、デザインは見たユーザーさんに伝えたいことが、視覚化されたものなんです。
デザイナーさんが、芸術的に作った作品ではないのです。(もちろん、それを目的としたものもありますが、ここでは割愛します)
以下に、サンプルです。ほら、印象違うでしょう?

とある雑誌掲載の例。低価格なのにちゃんとやってくれそう感で伝えたい
とある雑誌掲載 例。ポップな印象、目立たせたい、という場合

【では、伝えたい事とは?】

デザインが伝えたいことを視覚化したものであることがわかりましたでしょうか?
では、その伝えいたこととは?
皆さんのビジネスや活動、サービス、商品だったりしますよね?
それが、どんな人に、どんな風に、どんな印象で伝わればよいのか?それを分析しなければなりません。なので、ホームページ作成は自己分析(自社分析)をはじめとします。
この自己分析が正しくできれば、それを書き出してみます。
例え、それでデザインが悪くてもユーザーさんには、何屋さんなのか伝わります。
伝わるがデザインが悪い>何屋かよくわからないがデザインはイイ。
実際に、あなたが利用するのはどちらでしょう?
何屋かわからないホームページを見て買う方はすくないと思いませんか?

実際、私たちもお客様のホームページ作成で最初に行うのは、分析です。
正しくは、業務分析を行ってます。すると、意外なニーズや良さを見いだせたりもします。
ということで、まずは自身のサービスや活動、商品を見直してみましょう!