麻薬の事、どれくらい知ってる?(3)

今回はヘロインについて書きます。
ヘロインは政治情勢と関係するので少々難しいかもです。

【ヘロインとは?】

ヘロインは、ケシから作られる麻薬です。
ケシ 、つまりアヘンはかつて、アヘン戦争が起きたくらい。中国がアヘンで崩壊しかけた危険な奴ですね。
実は、第二次アヘン戦争も起きてます。後述しますが。
ヘロインは、第2次世界大戦中に「ヒロポン」として薬局にも販売されてました。
今も我々は、ヘロインを麻酔という形で利用しており、厳しい管理下で合法的に利用し恩恵にあずかっています。
(ヘロイン=麻酔ではないです。便宜的に簡単に言うと、ヘロインをすごく薄めたもの=麻酔)

【ヘロインの生産国と消費国 第二次アヘン戦争】

ヘロインの世界一の生産国は、アフガニスタンで、90%を占めてます。
そして、ヘロインの世界一の消費国は、アメリカです。
もう、お分かりですね。
第二次アヘン戦争はアメリカが起こしたのです・・・と、数十年後の歴史書では紹介されるのではないでしょうか?(私見ですw)
その背景について書きます。

アメリカはコカイン、ヘロインと麻薬大国で、麻薬の取締りが国策にもなっているほど。
一方、アフガニスタンはケシ(アヘン)の栽培に適した土地で、タリバンがアフガンを占領する前は、ケシの栽培が盛んでした。もちろん、ヘロインとして密輸するためです。
タリバンは、かの厳しいイスラム原理主義なので、麻薬などご法度。
タリバンは、国内のケシ農家を取締り、時につるし首にしたそうです。
そのようにして、アメリカが戦争をするまではケシ栽培(アヘン栽培)が減少していたのです。
ところが、アメリカがタリバンと戦争。
タリバンがアフガンから撤退をすると、ケシ栽培が復活。
ヘロイン大国が復活したわけです。
また都合の良い事に、一番のヘロイン消費国、得意先のアメリカが駐屯。
駐屯している米兵さんに、卸販売が始まります。
アメリカに帰国するたびに、米兵さんは産地直送のヘロインをアメリカ国内に、販売してくれるわけですw。
この面だけ見ると、アメリカはヘロインも取締りしたいし、中東に影響力持ちたいと思って、タリバン排除したら、国内がよりヘロイン汚染されちゃった。しかも、自国に忠誠誓った海兵隊に。
という、なんとも皮肉な結果にw。

【ヘロインの怖さ1:脳への影響】

覚せい剤同様に、ヘロインも脳の快楽物質受容体を破壊します。
覚せい剤のところでも書いたように、脳は防御機能として、 快楽物質受容体 を持っており、人間が快楽におぼれないようにしてくれています。
ところが、それを破壊しますので、止めたくても止めれない肉体依存が始まります。

よく、マフィアやギャングが出てくる映画で「ヤク漬けにしてやったぜ!」と言って、打ってるのはヘロインです。本人が止めたい意思があっても、脳はやめようとしません。
なので、ヘロイン中毒にして闇売春させて稼がせたら、死なすという邪悪な事が映画の中であるのは、そういう理屈です。
また、ヘロインは麻酔としても利用されているわけですが、その一方、摂取量が多いとすぐ死んでしまいます。これも、映画でよくみかけますね。

【ヘロインの怖さ2:血管などへの影響】

これも覚せい剤と同様に、混ぜ物があるわけで、対象の混ぜ物は水銀、ガラスです。
詳しくは覚せい剤の方みてください。

【ヘロインの怖さ3:麻薬の王様】

各麻薬の快楽度、精神依存度、肉体依存度などを専門家が評価し、ヘロインは3つ星をとりましたw。
それにつけて怖いのが、禁断症状です。
妄想、吐き気、痙攣、鼻水・・・もう、地獄そのもの
ヘロインを摂取したときの快感さなどは、すごいらしく、よって精神依存も強くなるようです。
よい例が、ベトナム戦争。
当時、アメリカ兵の負傷や不安を取り除くのに、モルヒネ(すごく薄めたヘロイン)が使われました。
そこから、帰国した兵たちに禁断症状が出たりなど、社会問題にもなっています。

ちなみに、カナダでも近年、ヘロイン中毒者が問題にもなっています。
アメリカでも、ヘロイン中毒者が売春する話はよくありますね。

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