ある程度PC分かる人向けのバックアップの方法

エンジニアではないけど、PCある程度分かる方向けに書きます。
指標としては、NASという単語がわかる、初めて触るソフトも感覚的操作がある程度可能、自分で考えてPC選んで購入できる、などです。

【用意するもの】

1.バックアップソフト
 結論から言うと、おすすめはAcronisというバックアップソフトです。有料ですが、一番お勧めです。
私はこのソフトを20年近く使ってます。
バックアップソフトを選ぶ指標は以下です。
・PCの中身を丸ごとイメージ化できるか?
・スケジュールできるか?
・復旧時間は異常にかからないか?(60GBなら2時間以内)
・バックアップしたファイルの中身は単体で取り出せるか?

2.NAS
 NAS・・・外付けのネットワークハードディスクの装置です。
テラステーションなどが有名ですし、実際お勧めはテラステーションです。
他の機器でもよいと思いますが、以下が選択の指標です。
・ハードディスク(もしくはSSD)は2つ内蔵されていること
・最低3万円以上のものを選ぶ。安価には理由がある
・RAID構成は0必須。その理由は後述。
・ネットワーク接続できること(LANが使えること)

3.ネットワークHUB
 上述したNASはUSB接続も可能な機器が多いので、USB接続でPCと繋げてもよいのですが、その場合は稀にうまくいかない場合がありますので、ネットワーク接続がお勧めです。
できれば、固定IPアドレスがベストですが。

【実際のバックアップ】

バックアップの設定について書きます。少し難しいかも?
・バックアップの種類
 増分、差分、完全(フルバックアップ)の3つがあります。
とりあず、完全がよいです。

・バックアップは何日ごと?
 毎週でよいと思います。本当は業務の状態などによって、毎日など判断しなければなりませんが。

・バックアップ対象
 パソコン丸ごとです。

・バックアップ先
 当然NASにします。

・クリーンアップ
 Acronisを利用すると、バックアップを何個(どのくらい前まで)とっておくか自動的に設定できます。
おおよそ3~4個(3~4週間前)でよいと思いますが、このあたりもバックアップのサイズや業務に依存します。

【予備知識】

・RAIDとは?
 RAIDは簡単にいえば、ハードディスクへデータを書き込み方法です。
RAID0は、2つのハードディスクに同時にデータを書き込む方法で、速度も遅いしローテクです。
RAID5や6は、特殊な機構でデータを分散して複数のハードディスクに書き込む方法です。
よくありがちな間違いとして、RAID5や6の選択があります。なぜこれは間違いなのか?
堅牢なNASといえども、物理的に壊れる場合があります。仮にNASの中のハードディスクが壊れた場合はどうしましょうか?
データ復旧を行わなければなりません。
ところが、RAID5,6で構成されたNASは今のところデータ復旧はほぼ不可能といわれています。
では、なぜRAID5,6が多用されるのか?
それは速度が速くRAID自体がバックアップ機構だと勘違いされているだけなのです。

・RAID5,6でバックアップするなら?
 簡単で、同じ機械を2つ購入し、A機からB機へ常にバックアップをするなどです
RAID5,6の話はここで割愛しますが、重要なのは、RIAD構成やNASはそれ自体がバックアップ機構ではないということです。

・増分、差分、完全
 これもよくありがちな間違いがあります。
一番よいのは完全バックアップです。それぞれについて書きます。
増分・・・増えた分だけバックアップします。ある時点で完全バックアップをとるという流れになります。
一見よさそうなのですが、メリットとしては、バックアップの時間が短くて済むこと。デメリットは、復旧時間が3つの中では2番目に長いという事です。
差分・・・バックアップデータ同士の差分だけとり、ある時点で完全バックアップをとります。メリットは、バックアップ容量も時間も短くてすみますが、復旧時間は3つの中で一番かかりますし、差分データのすべてが必要になりますので、バックアップデータ自体の保管がとても重要になります。
完全・・・全部とるだけです。バックアップ時間は一番かかりますが、復旧は一番早くてすみます。
なぜ、完全バックアップがまずはお勧めなのかは応用編でかきます。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA