辺野古基地移設をフラットに分析してみた

辺野古基地への移設反対から1年。今だにもめてますし、基地完成は30年後とかw。
30年前の戦争の仕方が、現代に通じるのか?と思いつつ、
賛成・反対をまずは保留して、現実的にどういうものなのか、分析してみました。

【歴史的背景を見てみよう】

・1995年の沖縄米兵少女暴行事件がきっかけで、今まで住民の不満が爆発
・2004年に沖国大米軍ヘリ墜落事件がさらに拍車をかける
・グアムへの移行が検討されるが、結局、名護・辺野古に落ち着く

(感想)
 では、基地移設は騒音や治安・事故への懸念から発生したのだろうか?

【沖縄の軍事的立ち位置を確認】

・太平洋戦争時代も旧帝国海軍は「沖縄は太平洋の要石」と言うくらい重要拠点としていた
・太平洋へ乗り出したい中国からすると、沖縄・宮古島間しか海上航路がない(尖閣諸島)
・沖縄から半径1万キロには、NYとマドリッド以外の地球上の主要都市が入り、ロンドンに次いで世界2位の戦略的優位性がある。(沖縄からの大陸間弾道ミサイルの射程距離に、L.A、モスクワ、パリ、シドニーなど世界主要都市が入る)
石油の90%を中東から輸入している日本の海上航路の入り口が、沖縄である
・アメリカが沖縄への基地に意欲的であったのは、冷戦時代に中国・北朝鮮・ソ連に対して防衛線として優位性のため。

( 感想 )
確かに、軍事的な優位性が非常に高いことは事実ではないだろうか? だが、沖縄に大陸弾道ミサイルは配備されていませんが・・・?

【米軍の実情】

・アジアに展開する米軍兵士の4分の1が沖縄駐屯(約1万8000人
・日本にある米軍の7割が沖縄
・沖縄駐屯は海兵隊
・実は沖縄駐屯の海兵隊を運ぶ船は佐世保にあるため、有事の際は佐世保から船待ちになる
・有事の際には、過去の例(湾岸戦争)では海兵隊は約9万人が動員された。1万8000人では、意味があるのだろうか?
・さらに一部の主力部隊は既にグァムに移転。
・有事の際には、佐世保・沖縄・グァムの3か所から集結しなければならない。出発に3日かかる。
・米軍の負担は日本の税金で賄っている
・海兵隊への入隊者は、一部凶悪犯や性犯罪者もいる
・訓練施設であるため、犯罪が多い

(感想)
 有事の際に活躍できるとは到底思えない。対応するのに3日後になるわけで、さらに訓練兵とは・・・。

一部、「沖縄の米軍は犯罪率が低い」という方がいますが、これは明らかに誤り。
なぜならば、この「犯罪率」の算出の仕方がおかしい。
米軍の犯罪者 ÷ 県民の犯罪者 で算出しており、意味不明な算数になっている。
本来であれば、沖縄米軍の犯罪者 ÷ 沖縄米軍人数 で算出しなければならない。これを、佐世保、横田、横須賀にも同じ計算をすれば、いかに犯罪率が高いかわかる。
現に、私は横須賀に祖父がいたが、横須賀米軍が犯罪を起こしているという話はあまり聞いたことが無い。沖縄県では毎週1人は、飲酒運転などで摘発されている。

【仮想敵国】

仮に中国だとして、
・中国は揚陸艦の数が非常に少なく上陸作戦が非力
・中国と日本の貿易依存率は30%
・北朝鮮が日本を攻撃することは、中国にとっては不利益。中国にとって日本はちょうどいいお客様
・冷戦も朝鮮戦争も終わり、戦争よりも貿易摩擦の方が高い
・アメリカと中国は貿易依存率が高く(実際の数字はまだわからない)、アメリカは中国に全大豆生産量の24%を輸出している。
・中国が日本を併合するのは意味がない。お客様でいてもらった方が好都合なのだ。

(感想)
 時代の流れとして、戦争を行うメリットがほとんどないのではないだろうか?

【総括】

沖縄の軍事的地理の優位性は事実として考えられるが、そのための施策が全くなっていない。一体、誰のための基地なのだろうか?
沖縄に基地を置くことにより誰がメリットを得られるのか?

(結論)
 メリットがあるのはアメリカだけではないだろうか?
彼らのメリットとしては・・・
1.海兵隊の訓練基地が必要だが、それが日本にあり日本負担→自国の公共事業を日本に負担させている
2.もしものための防衛線として(使い捨て)
3.アメリカは既に戦争が公共事業化と雇用創出の施策として、実質成り立っている

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