データのバックアップを最優先に

家や会社のパソコンを何から守ることを最優先にしていますか?
ハッキング?ウィルス?それとも、コーヒーをこぼすことから?
いえ、実はデータバックアップなのです。

【ハッキングや情報漏えいは?】

ハッキングや情報漏えいの危険性を真っ先に考えがちですが、それは間違いです。
現在、多くのパソコンやサーバーでは初期状態でそれなりのセキュリティ設定がされているからです。
むしろ、セキュリティが高すぎて不便さえ感じることさえも。
さらには、インターネットと社内や家の出入り口である「ルーター」という機械もある程度のセキュリティが保たれています。

【ウィルス対策は?】

これもまた、杞憂になりがちです。
現代のほとんどのパソコンではウィルス対策ソフトが初期状態で設定されています。
特にMacはウィルスに感染しずらいのです。

余談
なぜMacはウィルスに感染しずらいのか?
そもそもウィルスとは、ソフトウェアの一種でざっくり言えば、ExcelやWordと同じです。
ExcelやWordもWindows用とMac用と別々に存在しますよね?
そしてWindows用はMacでは動きません。
ウィルスも同様です。
Mac用のウィルスを開発しなければ、動かないのです。

【では、データのバックアップは?】

本題です。
前述のように、ハッキングや情報漏えい、ウィルス対策は現代のパソコンは初期で実装済みなのですが、
ことデータ保全に関しては、スカスカです。
「え?Windowsには初期で自動バックアップ(復元)が動きませんか?」という方がいるかと思いますが、
そこが落とし穴なのです。

【ハードディスクが壊れたらどうする?】

ハードディスクとは、パソコンのデータ保存装置のことです。その装置にデータ、WindowsやMacそのものが入っています。
これが物理的に壊れたらどうなるでしょう?
データの復元には何十万円もしくは、不可能なケースもあります。
Windowsに標準装備の自動バックアップ(復元)には、この対策はありません。
あくまでも、「ハードディスクが壊れない」前提なのです。
ところが、ハードディスクはパソコンの中で1,2を争うくらい壊れやすい装置なのです。
実際、ハードディスクメーカーや使い方によりますが、通常はだいたい5年前後でハードディスクが壊れます。

余談
パソコン内部の装置には、頭脳にあたるCPUという装置や無線子機などいろいろありますが、
ハードディスク以外は、壊れてもその装置を交換すれば、いつも通り動いてくれます。
あまり古いパソコンだと部品がすでに製造されていない場合があるので、そういう時は残念なことになりますが。

【バックアップってどうすればいい?】

最も重要なことは、外付けハードディスクやNAS(バックアップ専用機器)にデータコピーをまめに行うことです。
USBメモリはだめです。あれは消耗品として作られている場合が多いため、あてになりません。
もっとも、市販のバックアップソフトを購入し利用することで、Windowsをまるごとバックアップすることも可能です。
さらには、バックアップしたWindowsを別のWindows上で動かすという(仮想化技術)なる、もう一般の方には意味不明な技術もあり、とにかくバックアップさえあれば、何とかできる場合があります。
企業や仕事で利用のパソコンやサーバーなら必ずバックアップを取るべきです。
ただ、NAS選びやバックアップの設定はプロに任せた方が良いです。
生半可な知識だと、バックアップが生きない可能性がかなりあります。
例えば、RAID5のNASを買って喜んでしまうとか、バックアップソフトの設定をメーカー通りにやってしまうとか・・・
このあたりもいずれ書きます。